翌日はミズーリリバーを釣った。
ミズーリリバーはマディソン、ギャラティン、ジェファーソンと
モンタナを代表する3河川が合流して流れ、ミシシッピー川となりメキシコ湾に流れ出す。
アメリカの北から南まで縦断する大河である。
ここは普段カディスやトライコのハッチで水面一面にライズが起こるのだが、
噂通り今回は雪代の影響でかなり増水して濁っていて、ライズを狙う状況ではなかった。
しかし魚はいる。
それも大型が多いので、ガイドが薦めてくれる様々な釣りを試してみよう。
まずはサンワンワーム。
水流で土手の土が削り取られて大量のミミズが流れていて、魚達はこれを食べているらしい。
うん、立派なマッチザハッチの釣りだな。
早速水流の強い流れにドリフトボートで漕ぎ出した。
大きな玉浮きインジケーターを付け、その3m下にヘビーニンフとワームを付け、
できるだけ深い水深を長い時間流れるようにするのがコツだ。
フライはボートと一緒に流れているので、自然にナチュラルドリフトとなる。
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