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キングフィッシュ、トレバリーの魚影は想像以上!
ホワイトアイランド周辺の豊かな海でソルトウォーターフライ! |
2008年4月。キングフィッシュ、トレバリーの魚影が濃く、ジギングで有名なホワイトアイランド周辺へフライフィッシングで行って来ました。今年は船で泊まる船中泊で行った為、時間も有効に使い思う存分釣れました。 |
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ソルトウォーター フライフィッシング編
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ソルトフライ初挑戦の畠山さんは、今回の為にタックルも一式用意。早速、パワフルなトレバリーにロッドを絞り込まれ、「ドラグを閉めても閉めてもラインが出て行く〜」と嬉しい悲鳴。ムルパラのガイド、マリーも一緒に。 |
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長尾さんは2回目なのでなれた物。昨年釣れなかったトレバリーを狙ってバイトさせていました。 |
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もちろん私も釣りましたよ。
昨年はキングフィッシュ爆釣の中、トレバリーは1匹しか釣れなかったのですが、今年はナブラがあちこちに見える状態。しかも、サイズも昨年より大きい。キングフィッシュのスピーディーなファイトとは対照的にトレバリーはトルクフルで、ゴンゴンと首を振りながら潜って行き、なかなか頭をこちらに向ける事ができない。#12タックルでも苦労します。
キングフィッシュ、トレバリーとは日本ではヒラマサとシマアジ。夢のようですね。 |
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キングフィッシュはポッパーで狙うのもおもしろいですよ。速引きのポッパーを数匹が奪い合うようにチェイスしてきます。フッキングの瞬間から反転して走りますのでラインハンドに気をつけて下さい。 |
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今年は本当にトレバリーが多かったです。100mはあろうかと言うような群れが何度も現れ、表層で捕食活動してました。トレバリーもポッパーで釣れましたよ。 |
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今日はボートで泊まり。デッキハンドのケンは名コックでもあります。今晩はミックスベジタブルとビーフを煮込んだ物。ボートの中とは思えない料理で、今日の釣りの話とビールで盛り上がります。 |
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夜の間に、風、波が出て朝起きると海が大きくうねっていました。風裏で波も低いホワイトアイランドと磯場との間にボートをアンカリングして、チャミングする事に。しばらくするとキングフィッシュやトレバリーが寄り始め、釣れ出しました。 |
3人で交代で楽しんでいると、何か大きな魚が水深5m程度を横切りました。
私はとっさに「やばい!サメが寄ってきた!」と思いましたが、その魚が浮いてくる事は無く、何かおかしい。
キャプテンに確認すると、「間違いなく大きなキングフィッシュだ。」との事。
「おいおい、あんなのがフライロッドに掛かったらどうする?」などと冗談で話していた。
その魚は5分に1回程度の割合で姿を現す。
そして、私が釣っている時、浮いていた3匹のキングフィッシュにフライが見切られた直後、
その巨大な魚が現れ、突然潜水艦の様に浮上したかと思うと、私のフライをひったくって行った・・・。
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「やばい、食っちゃった!」が最初の感想。確かに大型のキングフィッシュをフライで釣りたいと狙っていたが、想定のサイズを遥かにオーバーしている。以前、オーストラリアで大型のサメとファイトした事があったが、フライロッドでは手も足も出ず、1時間程度ファイトした後、ラインを持っていかれた。今回はそれだけは避けたいと、初めから渾身のファイトを続けたが軽々と100m以上のバッキングを引っ張り出していった。
ボートはアンカリングしていたので、ボートで追う事も、向きを変える事もできなかったので危うい場面は何度かあったが、幸い、この魚にとって掛けた場所が浅過ぎたのか、真下の根には潜らず、横に走ってくれた。途中で1度、根に潜られたが、ラインテンションを少し緩めて待つと、泳ぎ出してくれた。その後は、とにかくひたすらファイトを続けると何とか寄せてくることができた。 |
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浮いてきた巨体。私はリリースをしたいのでギャフなどは使わず、ハンドランディングしてくれるように頼むと、キャプテンもデッキハンドも大歓迎。2人掛かりでキングフィッシュを掴み、デッキに引き上げてくれた。 |
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やりました!キャプテン目測で50ポンド以上あるだろうとの事。フライも良い所にフッキングしてくれていた。これで、昨年フライラインを切られたリベンジ成功です。今年からエアフロのリッジ・ターポンテーパーを使っています。伸びが無く魚の動きをダイレクトに感じ取れたのも勝因の一つかも知れません。伸びないコアのフライライン、皆さんも試してみてください。
いやいや、とにかく本当にラッキーでした。すばやくリリースすると元気に泳いでいきました。 |
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今年も充分に楽しませてくれたホワイトアイランド周辺の豊かな海に感謝・・・。
私にとって一生忘れられない旅がまた一つ増えました。
皆さんにも、忘れられない旅を。
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トラウトアンドキング 青木 |
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