トラウトアンドキング
フィッシングツアー
海外釣行報告
2006年4月
ニュージーランド北島 ムルパラ
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魚影の濃さに驚き!
ムルパラ周辺、ランギタイキリバーで本流ウェットフライ!
  2006年4月14日(金)ムルパラ到着〜18日(火)出発まで、ムルパラ周辺で3日間の釣りを楽しんできました。
  ガイドはもちろん、マリー・ダウニー。いつもお客様がお世話になっておりますので挨拶がてら、毎年一緒に釣りをしております。
  4人の子供を含むマリー一家も勢ぞろいで、釣り以外の時間も楽しめました。私は末っ子のジョニーと遊ぶのが好きです。もちろんクッキーは釣りについて来ましたし、ポーキーは冬支度で暖かいベッドを作っていました。

  夏も終わる4月ですので、ムルパラもすっかり静まり返っておりますが、天候にも恵まれまだまだ毎日ドライフライで楽しめました。トラウト達も表層を意識して、水面に多く定位してましたよ。
  ムルパラには今回ダブルハンドのタックルを持ち込み、スペイキャスティングでの本流ウェットフライの釣りを試してきました。・・・結果は大成功!連続ヒットの爆釣でした。今回はモンスター級は釣れませんでしたが、50cmクラスであれば充分釣れます。近いうちにまた再挑戦したいと思います。ウェットフライの釣りはこれから9月までが本番。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。ムルパラに滞在して、トンガリロリバー遠征も可能ですよ。
ムルパラの紹介ページへ パート@ドライフライ編 | パートAウェットフライ編

Day 1 (4月15日)


初日はランギタイキリバーの上流部分をドリフトボートで攻める事になった。出発前に安全確認と共に、しっかりとタックルの準備を整える。朝は水温と共に、トラウトの活性が低い為、慌てる必要は無い。

天気もよく、出発前の程よい緊張感が心地イイ。


いよいよ初日、ガイドのマリーが力強く漕ぎ出す。と、言ってもポイントは数限りなく点在し、程なくフィッシングスタートとなる。


北島に来てもブラウンを連発するお客さん 巻き返しの反転流の中をドライで狙ったナイス・レインボー 魚影の濃さは抜群で、次々とチャンスが訪れる


初日はほとんどドライフライで楽しんだ。いつ見ても目を引く完璧なレインボーが、ゆっくりとドライフライをくわえる瞬間は目に焼きついている。 本当に、ブラウントラウトを良く釣るお客さん。ブラウンは静かなライズで優しくドライフライを吸い込んだ。


ドリフトボートからのファイト。充分立ち上がってファイトできる。 夏の間、シケーダ等をたっぷり食べたのだろう。プリプリに太ったパワフル・レインボー 何ヶ所か、こんな薮や倒木を超える。ちょっとしたアドベンチャー気分が味わえる。



Day 2 (4月16日)

今日はウォーク&ウェードで支流を釣り上がる。愛犬クッキーも一緒。 ムルパラ・ローカルガイドの経験と実績に裏付けされた手腕でガイドが的確な指示を出してくれる。また、そのほとんどの場所でトラウト達の反応がある。


瀬の落ち込み付近を移動しながら捕食していたビッグ・レインボー、62cm。粘ってドライフライで仕留めた。「あと5キャストで出なかったら、ドロッパーにニンフを結ぶ」とガイドに言われてから3投目で、突然ドライに反応した。ありがとう! こちらも、後ろの瀬からの落ち込みを狙って仕留めたレインボー。色もきれいな完璧な魚体だ。このポイントだけで、3回ヒットした。いつも魚影の濃さに驚かされる。


その後も釣り続け、ワイルド・トラウトとのファイトを楽しんだ。重い流れや、瀬に走られたりしてバラシが多かった事が悔やまれる。ムルパラに来ると、日本とは環境が違いトラウトの着き場が異なる為、思わぬ所にビッグ・トラウトが潜んでいる事に驚かされる。ローカルガイドのありがたみを再確認。


この日は、ガイドの提案で川から早めに戻り、夕方からはラフトボートで湖に出た。この時期は日暮れ前の1時間に限られるが、湖のシャローエリアでビッグ・トラウトがライスしているとの事。夏も終わり、えさが減っている為、粗食いしているのだろう。


それは凄かった。良い時間帯は本当に限られるが、あちこちでボコッ、ガボッと言う音と共に大きなライズリングが広がる。すでに薄暗いのでピンポイントでは攻めれないが、ライズの方向へ向かってキャスト。フライの着水地点の波紋を確認したその瞬間、数メートル横から三角波がスーッと近付いて来る。それがフライの着水地点に到達した瞬間、フライを引ったくり手元に衝撃が伝わる。しばらくこの状態が続き連続ヒット、釣れてくるのは立派なトラウトばかり。日が完全に沈むと、何事も無かった様に湖面も鏡に戻った。


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また、来年も同時期に行きますので、皆さんご一緒しましょう。ムルパラの紹介ページもご覧下さい。

釣行前半のマタウラ報告もご覧下さい。

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