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バハ ルースターフィッシュ チャレンジ |
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ロサンゼルスをまっすぐ南下して海岸線を飛ぶ。
やがてバハカリフォルニア半島上空に入ったことがすぐにわかった。
全く緑も見えず、生物感が感じられないような砂の半島が眼下に続く。 |
空港から宿へ向かう。
砂ばかりで何もない場所を想像していたが、
メキシコの象徴とも言えるサボテンをはじめ案外植物が多く、
山も連なっている。 |
今回の宿は砂漠の真ん中にあるリゾート、施設も立派で快適に過せそうだ。
これからお世話になるガイド達とディナーを楽しみながら状況を伺った。
ルースターフィッシュは釣れているとのこと。翌日からの釣りに期待が膨らんだ。 |
しかし、一夜明けると、風が強く、リゾートの前は白波が立っている。
浜は波が高く、ボートが出せないとのことだ。
4WDバギーを走らせ、風裏を探して釣りを始めるが、
ルースターフィッシュはなかなか現れてくれない。 |
ベイトの群れにキャストすると、ジャックやレディフィッシュが勢いよくフライを咥えた。 |
翌日も風が強く、昨日と同じ風裏のビーチで1日を過さなければならなかった。
しかしこの日はルースターフィッシュがベイトを追う姿も見られ、
ガイドが投げるティーザーに何度かチェイスがあった。
黒く尖った数本の背びれを水面から突き出し、
ジグザグに泳ぎながらこちらに向かってくる姿は迫力満点だ。
しかし、その遊泳スピードは非常に速く、キャストのタイミングを合わせることがなかなかできない。
天久さんは何とか2回食わせたが、惜しくもフッキングには至らなかった。
ベイトの群れを追ってキャストをすると、レディフィッシュやジャック、ヤガラやダツはたくさんフライに飛びついてきた。 |
クラウザーミノーを投げてカウントダウンの後でファーストリトリーブすると、
ロッドにずっしりと重みがかかった。
重厚なファイトの主はゴールデントレバリーであった。
一瞬体の縞模様を見てドキリとさせられた。 |
釣りが終わったらシャワーを浴びてバーに集合。
本場コロナビールを飲みながら、これからの対策を練った。
何が何でも本命をキャッチしたい! |
釣り3日目は幾分風が治まったのでボートから釣ることになった。
しかし、沖はまだうねりが残っている。
快適なキャスティングが出来るのは一部のショアラインだけであった。
ここでガイドが引くティーザーに2尾のルースターフィッシュが現れ、即座にフライをキャストした。
すると、その1尾がフライに向かって勢いよく泳ぎ出したのだが、
フライの手前まで来てUターンしてしまった。 |
明日は釣り最終日、なんとか1尾をモノにしようと団結の乾杯。超
本場のタコスに舌鼓を打った。 |
あっという間に最終日。この日はこれまでで最も穏やかな海が現れた。 |
いきなり目の前にはナブラが起っている。
ガイドによると、朝一のナブラはそう長くは続かないという。
あせってタックルをセットして、ナブラに向かってフルキャスト!
すぐにフライをひったくっていったのは、ジャックの群れであった。 |
どうにか最後にルースターフィッシュに出会いたい。
ビーチ沿いにはベイトが沸き、
フライが届かない遥か沖では時折ルースターフィッシュと思われる激しい水飛沫が上がり、
水面から背びれが突き出した。 |
ビーチを歩いていると、水際に沿って巨大な魚体が回遊してきた。
走って追いかけながらキャストするもレンジには入らなかった。
結局、ルースターフィッシュをキャッチすることはできずに今回の釣りが終了となった。
出発日の朝、海は穏やかに凪いでいる。
リゾートのすぐ前にはナブラが起っていて、ボートが集まっている。
そこではいとも簡単にルースターフィッシュやジャックがキャッチされている。
陸からその楽園を眺めながら、次回リベンジを誓った。 |
ガイドが巻いたルースターフィッシュ用フライ。
シンセティックファイバーでまかれたマッカレル、ラスタ、ジムソックマレット、バハデシーバー。
フックサイズは1/0〜3/0、長さは18センチとかなり大きめ。 |
このルースターチャレンジは決して簡単ではないですが、
非常に面白くて興奮させられる、究極のチャレンジだということがわかりました。
あのすばらしい魚体をキャッチするまで、そしてキャッチできた後にも続けて行きたいと思います。
なんとかこのページにルースターフィッシュを抱えて笑うみなさんの写真を
アップさせていただきたく思います。
来年2012年GW、熱狂的釣り人の皆様のご参加をお待ちしています。 |
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ルースターフィッシュ チャレンジ レポート 01 |
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